いつもながら押し迫るまで発表されないカードがやっと出た。
個人的な予想コメントもつけて。

第1試合 横井宏孝vsヒース・ヒーリング
ヒーリングの軽いフットワークからのコンビネーションが決まりだすと横井は苦し紛れのタックルにでる・・・そしてヒーリングのヒザが入ってTKOと予想。

第2試合 チェ・ムベvsソア・パラレイ
ある意味、未知数。ソア・パラレイはサモア系の選手で、アブダビなんかにも出場経験はあるが目だった戦績はなし。どういう選手かいまいちわかりかねるが、知らないところで急成長してるかも。普通に考えるとチェ・ムベだが、ここはひとつ、期待票でパラレイ。

第3試合 ヒカルド・アローナvsセルゲイ・イグナチェフ
秘密兵器第二弾と目されるイグナチェフ。だが私は基本的に柔術ベース選手が好みである。アローナのグラウンドテクニックをなめてもらっちゃ困る。アームロックでアローナの一本勝ち。

第4試合 エメリヤエンコ・アレキサンダーvsジェームス・トンプソ
アレキサンダーもまだまだ未知数である。ミルコとの対戦ではあまりいいとこはなかったように思うが、動きを見る限り悪くはないと思う。フィニッシュはどういう展開がお得意なのかは不明な点もあるが、チャンピオンの兄、ヒョードルを参考にするとサブミッションよりもパウンド系か。アレキサンダーのTKO勝ち。

第5試合 金原弘光vsアリスター・オーフレイム
金原にはがんばってほしいが、実際にはオーフレイムに分があるか。オーフレイムの打撃を掻い潜れるかがポイント。しかし、捕まえたとしてもそこからの金原の動きはピリッとはしないと予想。オーフレイムの打撃になんとかこらえてもやはり判定であっても軍配はオーフレイムか。

第6試合 マーク・ハントvsダン・ボビッシュ
ハントも総合の練習を短期間とはいえ、集中的にこなしている。吉田戦の時と同じとは考えないほうが無難か。しかしどうしてもダン・ボビッシュはキャラクター先行のイメージが拭えないな(笑)。ハントのパウンドでTKO。

第7試合 中村和裕vsダン・ヘンダーソン
中村にとっては試練というか、相手にとって不足なし、というか。ダンは強いぞ。あのシウバを追い詰めるだけの実力がある。そしてタックルの強み。終始押される展開になるのでは。そして判定までもつれ込み、僅差でダンの勝利。

第8試合 ミルコ・クロコップvsジョシュ・バーネット
来るとか、来ないとか言われていたジョシュ。ついに来ましたか。しかもミルコ。どういう展開になるのか、気になるなぁ。まぁ、当然のように間合いを計る展開で序盤は進んでいくだろう。ミルコは早い段階で左ハイでくるかも。極端な話、ファーストコンタクトがらみでもありかな。尻餅程度のダウンでもしたあかつきには鬼のラッシュでくるだろう。初見参ジョシュには申し訳ないが、ミルコの勝ちか。

第9試合 ヴァンダレイ・シウバvsクイントン“ランペイジ”ジャクソン
さぁ、さぁ、やってきました、ミドル級タイトルマッチ。下馬評ではシウバか。それにしてもシウバの勢いは留まるどころかすこぶる調子がよさそうだ。データ的な考え方だと間違いなくシウバであるが、ジャクソンのリベンジへの執念たるや想像を超える。底力はジャクソンである。スタンドでは前回の対戦の印象が残るシウバはまたヒザでくるだろう。そこをジャクソンの荒いテクニックでどこまで乱れさすか。もしシウバが乱れることがあればジャクソン勝利への期待は十分。突進力では引けはとらない。スタンドではパンチの応酬、グラウンドでもパウンドの取りあいという好勝負を展開したのち、ジャクソンのリベンジ成功と予想!

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